自分らしく生きればすべてがうまくいく~ありのままの自分でいること~

自分らしく生きればすべてがうまくいく~ありのままの自分でいること~

<集団認知行動療法>

毎週いろんなテーマでグループ療法を行っています。

「ああ、何だかすごい楽だな~」

~自分らしく生きれば、全てが上手くいく~

 

あなたは自分の姿を変身させる魔法を持っていたと、想像してみてください。

あなたは訳あって、魔法で姿を変身する必要がありました。ただし、変化するのは外見だけです。

それは自分とは違う性別になって、言葉づかいも変えてみました。歩き方、しぐさも変えてみました。

 

普段の自分とは全く違う人物の振りをするのは、大変なものです。

あなたは家に帰って元の姿になると、力が抜けて、どっと疲れが出ました。

どうやら、普段の自分と違うフリをするのは、エネルギーを消費するようです。

 

 

それに対して、人前で最もエネルギーの消費が少ないのは『ありのままの自分』でいる時です。

その時は、何か違う役割を演じようとはしないので、エネルギーの消費は最低限で済みます。

だから家に帰っても、そこまで疲れはしません。

 

 

では『ありのままの自分』とは、どのような姿なのでしょうか?

明るく元気な人もいれば、優しく穏やかな人もいるでしょう。

 

 

でも仕事の時、友達といる時…『ありのままの自分』の姿から、ズレが大きければ大きい程

エネルギーの消費は激しくなります。

 

 

前半は、他の人といる時、どんな風に自分を演じているのかを振り返ってもらいました。

また一方で『ありのままの自分』はどのような姿なのかを、思い出してもらいました。

 

『ありのままの自分』とは、自然体だけど、その人の良さが内面からにじみ出ている様子です。

自然な様子なので、そこまで疲れはしません。

それでも、その人の良さが自然に出ているので、周りからは何だか魅力的に見えます。

 

 

『ありのままの自分』でいる時、人とどんな風に接しているのか、どんな風に考えているのか、などを

想像してもらいました。

 

人は自分以外の誰かになろうとした時、それはあまり上手く行きません。

周囲の期待に応えようとして、自分とは違う役割を演じても、疲れてしまいます。

 

色々なことが上手く行くのは、自分の本当の良さを表に出して、自然にふるまっている時です。

 

後半は、自分が演じている役を卒業し『ありのままの自分』に戻る、というワークを行いました。

 

あなたが『ありのままの自分』でいる時、どんなに楽で、どんなに魅力的なのか気付いてくださいね(^_-)-