不安や恐怖は幸せの道しるべ!!

不安や恐怖は幸せの道しるべ!!

集団認知行動療法は毎週行っています

その内容をここではご紹介します

テーマ:「不安・恐怖は幸せへの道しるべ」

人は自然で、自分らしくいる時、もっともその人の魅力が引き出されます。

周りの人から見ても、その人の内面の魅力が自然と表に出てきているので、見ていて微笑ましくかんじられます。

これは前回もやった内容ですが、とても重要な内容なので、再度取り組みました。

そして

「自分が神様だったらどんな世界を作り出したいのだろう?」

「自分が神様だったら、『人間のあなた』のどんな魅力を引き出そうとするのだろう?」

「魅力が引き出された『人間の自分』として生きている時、どんな感覚なのだろうか?」

という風に、自分の制限を外した世界は、どのような世界なのかを想像してもらいました。

ありのままでいて、自分の持っている良さを前面に出した時、最も楽でいられるし、最も能力が引き出されるのに、そうしないのはどうしてでしょうか?

もともと天真爛漫で、表情豊かなのがその人の良さなのに、礼儀ただしく、堅苦しくふるまってしまうのは、どうしてでしょうか?

もともと創造性豊かで、色々なことに想像を広げて、新しいものを生み出すのが好きだったのに、毎回周りが求めるような、似たような物を生み出してしまうのは、どうしてでしょうか?

その裏にあるものは「不安」や「恐れ」です。

もし、自分が思った事を口にしたら『変な人』だと思われるんじゃないかな?

もし、自由にふるまったら『場の空気を読まない協調性がない人』だと思われないかな?

そんな事を考えるのかもしれません。

あなたがとても好きな人がいたと想像してください。そして、これからその想いを伝えようとしています。

あなたの頭の中にはこんな考えが浮かんできます。

「もし、私のことが好きじゃなかったらどうしよう」「もし、それで気まずくなって口をきかなくなったらどうしよう」などと考えてしまうかもしれません。

そもそも、あなたが好きでも何でもない相手なら、普通に話しかけられます。

それが、とても好きな相手だとぎこちなくなってしまったり、顔が赤くなったり、上手くしゃべれなくなってしまうのは、どうしてでしょうか?

それは「相手も私の事を好きになってほしい」という思いが強いからです。

もし相手が、私のことを「嫌い」だといったら、絶望を感じてしまうからです。

そのことに強く執着しているから、よく思われたいからこそ、不安、緊張は生じるのです。

その裏には「私のことを好きになって欲しい」という、強い願望があります。

不安、恐怖が強ければ強いほど、その裏にはあなたが求める「願望」があります。

そのことに価値を感じているからです。

あるところに「機関車トーマス」が大好きな3歳の子どもがいました。

毎日「機関車トーマス」のTVや録画した映像を見ています。夜は「機関車トーマス」の描かれたお気に入りのパジャマを着て寝ます。

もし、この子に誰かがクリスマスプレゼントとして「ほら機関車トーマスのおもちゃだよ」と言って、おもちゃを渡したら、その子は目をキラキラ輝かせて「わぁー、機関車トーマスだ。やったー」と大喜びすることでしょう。

でも、大人のあなたがクリスマスプレゼントに、機関車トーマスのおもちゃをもらったらどうでしょう?

「あ、ありがとう。ははは…」とつくろった態度を取りながら、内心「どうでもいいな」と思うかもしれません。

このように、その人に取って興味、関心があることは、感情がポジティブであれ、ネガティブであれ、揺さぶられます。逆に、あまり関心なければ、あまり感情も反応しません。

人が感情的に強く反応するのは、その裏に『その人が大切にしている価値観』が隠されているからです。

不安、恐怖が強ければ強いほど、その裏には「その人が望むこと」が存在するのです。

人前で話す時「ちゃんと話せるかな。言葉がつまったりしないかな」と考えて、強く不安になる人は、

『人前で普通に話したい』。さらに『人から受け入れられたい』という思いが強いのでしょう。

不安、恐怖の裏には、自分の願望が隠されています。

そして、そこに自分が幸せになるヒントが隠されているのです。

集団療法では、不安、恐怖を擬人化して考えてもらいました。

もし話したらどんな話し方をするんだろ?

どうしてその感情が生じたのだろう?

どうしたら、その状況が解決するのだろうか?

イメージを通して、そのヒントを見つけてもらいました。

不安、恐怖は抑えようとすればするほど、巨大化して猛威を振るいますが、ちゃんと話を聞こうとよりそえば、

ちゃんと話してくれて、小さくなっていきます。

ネガティブな感情こそ、そこの裏にはどんな気持ちが隠されており、どんな願望が隠されているのかを知ってあげるといいでしょう。

なぜなら、ネガティブな感情の裏に、その人が望む生き方が隠されているからです。

不安、恐怖は敵ではありません。全てはあなたの中から生じたものなのです。

言ってみれば、あなたの子どものようなものです。

ネガティブになればなる程、その裏には大切な価値観が隠されています。

ちょっと耳を傾けてあげれば、そこから幸せに続く道が開かれることでしょう。

あなたの内側の世界にしっかりと目を向けた時、あなたという人を深く知り、そして『本当の自分』として

幸せな人生を歩んでゆくストーリーが、始まっていくのでしょう。