なにがあっても大丈夫:すべてが本当の自分を知る道筋です

なにがあっても大丈夫:すべてが本当の自分を知る道筋です

「何があっても大丈夫」

~全てが『本当の自分』を知る道筋です~

生まれた時、『本当の自分』で生まれてきます。

色々な制限がなく、その人本来の姿で、この世に誕生するのです。

育っていく上で、人から色々なことを禁止されたり、人と比較されていきます。

その結果、自分の持っている良さを、どんどん制限していきます。

「こんなに怒られちゃうなんて、私は悪い子なんだ。」

「これができないで怒られるなんて、私はできが悪い子なんだ。」

そのように解釈していきます。

そんな風に周りの大人、兄弟から言われたことを自分で受け入れると、本来持っている能力をどんどん制限していく事になります。

しかし周りの人が、そういう事を言ったからそうなった、という訳ではありません。

周りの人が言うことを聞いて「あっ、そうなんだ」「私ってそういう人なんだ」と自分で、その考えを

受け入れたから、そうなっていくのです。

周囲の人も、その人の価値観に沿って、「それはいい」「それはダメ」と言っているので、相手の価値観に照らし合わせると「それはいい」「それはダメ」となるのです。

ですから周囲の人の発言は、本来のあなたそのもの価値とは、あまり関係がないのです。

簡単に言うと、相手の人が言いたいことを言っているだけなのです。

しかし幼い頃は、まだまだ自分の力で生きることは難しいです。食事、住む場所、着る物は養育者である大人に任されています。幼い頃は、親の気に入るように反応するのが、生存する上で一番生き延びやすくなります。だから大人の言うことを受け入れ、従うようになっているのです。

幼い頃と、大人になってからの性格が違ってきたのなら、『本当の自分』の本来の性質を抑え、周りに適応するために、周囲の望む人間になったのかもしれません。

人は『本当の自分』のよさを抑えると、輝きを失ってしまいます。

それを取り戻すためには、今まで周囲から与えられた価値観、自分の本来のよさを制限する考えを、少しずつ剥がしていく作業が必要になります。

ではそうするためには、一体どうすればいいのでしょうか?

何かあった時に「こんなんじゃだめだ」「もっと頑張らないと」と反応してしまうのは、すでに周りから与えられた価値観に従って、反応していることになります。

自分に対して厳しかったり、自分を否定することが多いと、それだけ『本当の自分』を押さえ込み、本来の良さを発揮できないようにしているのです。

そもそも感情にいい、悪い、というのは存在しません。

不安、恐怖は本来、動物や人間にとって一番必要は感情なのです。

不安、恐怖があるからこそ、それに対して身構え、対処しようとするのです。

人に対して怒ったり、人を妬んだり、自分を責めたり…全ては自分の大切にしている価値観に触れたからです。

人に対して怒ったのは、理不尽な扱いをされたからかもしれないですし、もっと自分を大切にして欲しい、という想いが満たされなかったからかもしれません。

人を妬んだのは、自分もそれを手に入れたかったから、かもしれません。

どんな感情も、自分が大切にしたいことを、教えてくれる手がかりとなります。

ですから、まずはどんな感情も考えもあっていい。

そんな風に自分の感じたこと、自分の想ったことを受け入れてあげるといいでしょう。

小さい子犬が、ある日散歩に行って、河原に捨てられたとします。

子犬は信頼していた飼い主に捨てられたので、とてもショックを受けています。それと同時に、人は信頼できない、ということを学びました。

餌も落ちている物を食べて、外で過ごすのでだんだん泥だらけの汚れた姿になりました。

そこへ通りがかった人が、その子犬を見つけました。

子犬は警戒して、うなったり、吠えて威嚇しました。でもその人は優しい声で「大丈夫だよ、こっちへおいで。何もしないから」と語りかけました。しばらくすると子犬の力が抜け、おそるおそる人間に近づきました。その人間がどうやら悪い人じゃないとわかると、しっぽを振るようになりました。子犬は久しぶりに安心することができました。

ネガティブな感情は、そもそも自分を守るために存在しています。

その感情は先の程の子犬のようなものです。温かくその感情・そのような考え方を持つ自分を受け入れていくと、だんだんと気持ちが収まっていきます。

どんな感情も、考えもあっていい。そんな関わりをしていると、色々な記憶がよみがえってきます。

感情は記憶と共に保存されています。色々な感情があってもいい、と受け入れていくと、いろいろな事を思い出していきます。

幼い頃の記憶があまりない人は、厳しく育てられて、自分の感情・考えも封印してしまったのかもしれません。

色々な感情、考え方が、自分の中にあるのを受け入れてあげると、信念(ビリーフ、スキーマ)を扱えるようになってきます。それにまつわる記憶・感情が出てくるので、変えていけるようになるのです。

悲しみ、孤独感、怒り、絶望感、死にたい…

どんな気持ちや考えも存在するための理由があり、そう思う自分を許し、受け入れた時に、変わっていくことができるのです。

自分の中にある、色々な考え・感情を受け入れていくことは、ありのままの自分を受け入れていくことにつたえています。

「そのままでいいんだよ」…そんな風に言われているように、感じるかもしれませんね。