自分が大切にしている価値観に気づこう!!

自分が大切にしている価値観に気づこう!!

「自分が大切にしている価値観に気づこう」

人によって関心があるものは、それぞれ違います。

本屋さんの雑誌コーナーで、様々な種類の雑誌が置いてあるのは、その内容に興味がある人がいるからでしょう。

電車が好きな人は、電車の雑誌を読むこともあるでしょう。また電車の車両について、詳しく知っているかもしれません。一方であまり電車に関心がない人は、単なる移動するための手段として考えているのかもしれません。

ファッションに興味ある人は、ファッション誌を読んでいるかもしれません。でも、あまり興味がない人は読まないでしょう。

ビジネス雑誌、パソコン雑誌に関しても、興味ある人は読むし、興味ない人は読まないでしょう。

このように、何か関心があるものに関しては「おっ」と関心を集めたりします。

一方で何も反応しないのは、その時は特に関心がなかった、ということだと言えます。

感情が揺さぶられるのは、その人の大切にしている価値観に触れたからです。

その振れ幅が、大きければ大きい程、自分が大切にしている価値観に触れたといえるでしょう。

職場であまり親しくない人から「今日の服はおしゃれだね」と言われても、「あっ、どうも」と軽く返事をする程度かもしれません。

でも密かに好意を抱いていて、もっと親しくなりたい、と考えている相手から言われたらどうでしょう。「今日の服はおしゃれだね」と言われたら、嬉しくてドキドキするかもしれません。

自分が親しくなりたいと思っている相手だから、これだけ感情が揺れ動くのでしょう。

では『人前で話す時に緊張してしまう』という人はどうでしょうか?

この人が恐れているのは、人前でみっともない姿を見せることです。ではどうして、そのように考えるのでしょうか?

仮に人と話すことに関心がない人だったら、どうでしょうか?

最初から上手く話そう、ちゃんと話そう、とは思わないはずです。

人前で話すとき、不安になったり、緊張する人は、人にちゃんと話せている姿を見せたいのです。

言い方を変えると『人に受け入れられたい』という思いが根底にあるのでしょう。

人に感心があるからこそ、人を意識するのです。

不安になるのは、その裏に手に入れたいものがあるからです。

孤独を感じる人は、その裏に『人とつながりたい』という願望を持っています。

不安を感じる人は、その裏に『安心したい』という願望をもっています。

絶望を感じる人は、その裏に『希望を持ちたい』という願望を持っています。

ネガティブな感情の裏には、その人が手に入れたい、大切な価値観が眠っています。

そのように、普段から感じやすいネガティブな感情から、その人が大切にしている価値観を探っていきました。

そして、家族、パートナーとの関係、周囲の人との関係、仕事、成長などにおいて、本当は何を望んでいるのかを探っていきました。

その人が、どうなったら満足し、満たされるのか…

そのような道を明らかにしていきました。

自分が本当に求めているものがわかった時、気づけばその方向に歩みを進めているのかもしれませんね。