細かく分けて考える:目標を具体的に

細かく分けて考える:目標を具体的に

「問題解決法」

~とにかく細かく分けていこう~

健康に気にかける人は、野菜などのサラダをよく食べます。

そのサラダには、レタスがよく使われます。でも、サラダが好きだからといって、そのままレタスが丸々1個出されることはないでしょう。葉っぱを1枚1枚ちぎって、ある程度の食べやすい大きさで盛り付けてあるはずです。

またステーキを食べる時は、ナイフとフォークで食べやすい大きさに切ってから、口の中に入れます。

やはり1口で食べれる大きさの方が、食べやすいからです。

問題も同じです。

目標が「痩せたい」「勉強ができるようになりたい」「きれいになりたい」など、大まかな目標だと、漠然として、どう扱っていいか分からなくなります。

問題も、その内容を明らかにして、小さくした方が扱いやすいのです。

問題を解決するには、まずは現状を知ることが大事です。

現状を具体的に、知れば知るほど、解決の糸口が見えてきます。

例えば、問題が「太ったから痩せたい」だと、どうしていいのかわかりにくいです。

具体的に定義すると「ここ3ヶ月で、体重が3kg増えた。以前より甘いお菓子を食べることが増えた。晩御飯の時間も遅く、ご飯を食べて、1時間程度で寝てしまう。以前は趣味だったランニングも、最近は頻度が減っている」などとなります。

現状を詳しく聞いていけば行くほど、「あっ、ここを変えていけばいいんじゃない」というのが見えてきます。

また目標も具体的にするといいでしょう。「2日に1回、30分程度の散歩をしている。お菓子を買うのは1個だけにして、家に置いているのがなくなったら、お菓子を買う。1日1回は体重に乗って、その体重をスマホのアプリに入力する。1カ月後には、今の体重より1kg減っている」などと具体的に目標を設定した方が、実際に行動を起こしやすくなります。

問題と目標を具体的に明らかにすれば、そのズレをどのように埋めていけばいいのか、段々と明らかになってきます。

そのズレを埋めるために、いろいろな方法を考えて行きます。

目標を達成するためには…

・前日に、ジャージ、靴下を椅子の上に用意する。

・お風呂に入る前に、体重を計る。

・散歩に行く日を、カレンダーに記入しておく。

・家族に、散歩に行くことを宣言する。

など、1つ1つの行動はちょっとしたことだけど、それを実行すれば目標に近づく行動・考えを小分けにして考えていきます。

最後はそれをまとめて、実行計画を立てます。

このように問題解決のコツは、まず問題(現状)と目標の状態を、できるだけ明らかにしていきます。

そして、それを埋めるためのアイディアをできるだけ多く出します。

そして、最後に具体的なシナリオを作成します。知らない人でも、それを読めばその通り実行できるぐらい、

具体的に作成します。

そして、あとは実際にその計画を実行してみて、修正していけばいいのです。

この時、できる、できないはあまり重要ではありません。「問題が解決できないのは、自分の努力が足りないからだ。やっぱり自分には根性がないんだ」などと、過剰な意味付けもしない方がいいでしょう。

上手く行っているところは、そのやり方でいい、ということです。上手く行かないところは、そのやり方は修正した方がいいよ、というメッセージになります。

試行錯誤していくことで、目標に近づいていけば、それでいいのです。

この方法は、仕事のやり方、計画の立て方など、様々な場面で役立ちます。

身に着ければ、「前よりも計画的に仕事や家事が片付いている!」と驚かれるかもしれません。