千葉駅前心療内科|悩んでいるあなたへのメッセージ

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患者の気持ち

悩んでいるあなたへのメッセージ ~当院の集団認知行動療法の記録から~

自分をみつめてこそ、治癒はある。
内省を深めることができてこそその先がある。
当院では個別のカウンセリング、集団による心理療法などを通して
自分自身の内省を深めるお手伝いをしております。
内省ができるということは今後への解決法がわかるということです
どうぞ千葉駅前心療内科にご相談ください。

1、すべてが本当の自分を知る道筋である

「何があっても大丈夫」

~全てが『本当の自分』を知る道筋です~

生まれた時、『本当の自分』で生まれてきます。

色々な制限がなく、その人本来の姿で、この世に誕生するのです。

育っていく上で、人から色々なことを禁止されたり、人と比較されていきます。

その結果、自分の持っている良さを、どんどん制限していきます。

「こんなに怒られちゃうなんて、私は悪い子なんだ。」

「これができないで怒られるなんて、私はできが悪い子なんだ。」

そのように解釈していきます。

そんな風に周りの大人、兄弟から言われたことを自分で受け入れると、本来持っている能力をどんどん制限していく事になります。

しかし周りの人が、そういう事を言ったからそうなった、という訳ではありません。

周りの人が言うことを聞いて「あっ、そうなんだ」「私ってそういう人なんだ」と自分で、その考えを受け入れたから、そうなっていくのです。

周囲の人も、その人の価値観に沿って、「それはいい」「それはダメ」と言っているので、相手の価値観に照らし合わせると「それはいい」「それはダメ」となるのです。

ですから周囲の人の発言は、本来のあなたそのもの価値とは、あまり関係がないのです。

簡単に言うと、相手の人が言いたいことを言っているだけなのです。

しかし幼い頃は、まだまだ自分の力で生きることは難しいです。食事、住む場所、着る物は養育者である大人に任されています。幼い頃は、親の気に入るように反応するのが、生存する上で一番生き延びやすくなります。だから大人の言うことを受け入れ、従うようになっているのです。

幼い頃と、大人になってからの性格が違ってきたのなら、『本当の自分』の本来の性質を抑え、周りに適応するために、周囲の望む人間になったのかもしれません。

人は『本当の自分』のよさを抑えると、輝きを失ってしまいます。

それを取り戻すためには、今まで周囲から与えられた価値観、自分の本来のよさを制限する考えを、少しずつ剥がしていく作業が必要になります。

ではそうするためには、一体どうすればいいのでしょうか?

何かあった時に「こんなんじゃだめだ」「もっと頑張らないと」と反応してしまうのは、すでに周りから与えられた価値観に従って、反応していることになります。

自分に対して厳しかったり、自分を否定することが多いと、それだけ『本当の自分』を押さえ込み、本来の良さを発揮できないようにしているのです。

そもそも感情にいい、悪い、というのは存在しません。

不安、恐怖は本来、動物や人間にとって一番必要は感情なのです。

不安、恐怖があるからこそ、それに対して身構え、対処しようとするのです。

人に対して怒ったり、人を妬んだり、自分を責めたり…全ては自分の大切にしている価値観に触れたからです。

人に対して怒ったのは、理不尽な扱いをされたからかもしれないですし、もっと自分を大切にして欲しい、という想いが満たされなかったからかもしれません。

人を妬んだのは、自分もそれを手に入れたかったから、かもしれません。

どんな感情も、自分が大切にしたいことを、教えてくれる手がかりとなります。

ですから、まずはどんな感情も考えもあっていい。

そんな風に自分の感じたこと、自分の想ったことを受け入れてあげるといいでしょう。

小さい子犬が、ある日散歩に行って、河原に捨てられたとします。

子犬は信頼していた飼い主に捨てられたので、とてもショックを受けています。それと同時に、人は信頼できない、ということを学びました。

餌も落ちている物を食べて、外で過ごすのでだんだん泥だらけの汚れた姿になりました。

そこへ通りがかった人が、その子犬を見つけました。

子犬は警戒して、うなったり、吠えて威嚇しました。でもその人は優しい声で「大丈夫だよ、こっちへおいで。何もしないから」と語りかけました。しばらくすると子犬の力が抜け、おそるおそる人間に近づきました。その人間がどうやら悪い人じゃないとわかると、しっぽを振るようになりました。子犬は久しぶりに安心することができました。

ネガティブな感情は、そもそも自分を守るために存在しています。

その感情は先の程の子犬のようなものです。温かくその感情・そのような考え方を持つ自分を受け入れていくと、だんだんと気持ちが収まっていきます。

どんな感情も、考えもあっていい。そんな関わりをしていると、色々な記憶がよみがえってきます。

感情は記憶と共に保存されています。色々な感情があってもいい、と受け入れていくと、いろいろな事を思い出していきます。

幼い頃の記憶があまりない人は、厳しく育てられて、自分の感情・考えも封印してしまったのかもしれません。

色々な感情、考え方が、自分の中にあるのを受け入れてあげると、信念(ビリーフ、スキーマ)を扱えるようになってきます。それにまつわる記憶・感情が出てくるので、変えていけるようになるのです。

悲しみ、孤独感、怒り、絶望感、死にたい…

どんな気持ちや考えも存在するための理由があり、そう思う自分を許し、受け入れた時に、変わっていくことができるのです。

自分の中にある、色々な考え・感情を受け入れていくことは、ありのままの自分を受け入れていくことにつたえています。

「そのままでいいんだよ」…そんな風に言われているように、感じるかもしれませんね。

2、とらわれから自由になること

とらわれから自由になり、自分の人生を生きる」
~今までの役割を卒業し、ありのままの自分で生きる~

当たり前のことには、当たり前すぎて、それが変わっていることだとは気づきません。

日本人では、白いご飯を食べる時は、お箸を使うことが多いでしょう。
西洋では、フォークトナイフを用いる事が多いです。違う文化では、手を使って食べることがあります。

また日本では、家に入るとき、玄関で靴を脱ぎます。
アメリカであれば、靴のまま家に入るでしょう。

車が日本のように左側通行の国があれば、右側通行の国もあります。
どちらが正しいという訳ではなく、国によってルールが違うだけです。

このように、文化によって常識は異なります。
自分達が当たり前だと思っていることも、その文化では当たり前というだけで、他の文化の人から見たらそうではありません。
このように、真実だと思っていたことも、作り上げられたものなのかもしれません。

目玉焼きにしょう油をかけるのが普通の家庭もあれば、塩コショウをかけるのが普通の家庭もあるでしょう。
中には、ソースをかけるのが普通、という家庭もあるかもしれません。
小中学校で、なにげなく話題があがって、「今まで普通だと思っていたけど、家のルールは変わっていたんだ」と周りのルールに驚いた経験は、誰でもあることでしょう。

日本人が海外で生活することによって、初めて日本の良さに気づくこともあります。
違う視点から見て、初めて色々なことが見えてくるのです。

今回は『自分の常識が、誰にとっても本当に真実なのか』ということについて、考えてもらいました。

自分の信じていた常識だったものが、全ての人に当てはまる常識なのか、それともその家庭の中だけの常識なのか…
その考えを信じている人もいれば、違う考えを信じてる人もいるのか…
色々な角度から検証していきました。

父親、母親、兄弟など身近な人が…
どのような信念(ビリーフ、スキーマ)を大切にしていたのか?
あなたが、どうすると機嫌がよかったのか?
あなたが、どうすると機嫌が悪かったのか?
あなたに、どう振る舞うことを求めたのか?
あなたはそう振る舞うことで、何が手に入ると信じていたのか?
それはルールは多くの人に当てはまるものなのか?

そのようにいろいろな観点から、今まで常識だと信じていたことについて、改めて検討してもらいました。

その人の大前提となっている信念は、空気のようで、あまりにも当たり前すぎて気づかないものです。

例えは「何事も頑張ってやらなければならない」「相手を不快にさせてはいけないから、不快になりそうなことは言ってはいけない」「自分さえ我慢すれば、上手くいく」

世の中では一般的にいいとされる
「仕事はきちんとやらなければいけない」「人には親切にしなければいけない」という価値観が、自分を苦しめていることさえあります。

仕事をしていて、人から頼まれた仕事は断らず引き受けて、周りの人に迷惑を掛けるから自分だけでこなそう。
そうして残業が増え、ある日身体が動かなくなり、仕事に行けなくなって、休職することになります。 そこで考えて、初めて気づきます。
やっぱり無理し過ぎたのかな、もっと人に相談すればよかったのかな、などと気づいていきます。

その人となって当たり前すぎるやり方は、そのやり方が行き詰まって、初めてその人の『常識』が自分を追い詰めていたことに気づきます。
長い目で見れば、色々な事が行き詰ったり、上手く行かなかったり、具合が悪くなるということは、その人らしく生きて行く事に気づかせてくれることに、繋がっていきます。
その時には最悪に思えても、長い目でみると、自分にとっていい転換点だったりもします。

ワークでは、いろいろな事を紙に書いて、考えてもらいました。
客観的な視点に立って、紙に書き出したことについて〈この人(自分のこと)は、今までこのような『常識』を信じて生きてきたんだね。これからもその『常識』で生きていくとどうなるかな?それとも新しい『常識』で生きていくのいいのかな?〉などと、考えてもらいました。

今まで『真実』だと信じていた多くのものが、ごく限られた限定的な真実であり、与えられたものであることが多いのです。
そして大人になってからは、昔与えられた『常識』で生きるのではなく、自分にとっていいと思える『常識』で生きていく事ができます。

これから先の人生を、どのように生きて行くかを決められるのは、自分自身です。
他人が大きな影響を与えているように思えるけど、それは過去の残影で、幻想であることに気づいてもらいました。

あなたはこれからの人生どのように生きますか?
どのような『常識』を持って、生きていきますか?
それを唯一決められるのは、あなた自身だということに気づいてください。

3、真実とむきあってこそこころは解放される

「真実と向き合えば、心は解放される」

~あなたの姿勢が、全てのカギです~

人生において『衝撃的な体験』をすると、どうなるのでしょうか?

それを体験した以前と、以後では違った世界が広がっています。

例えば、たまたまTVの音楽番組を見ていたら、すごい感動する演奏に出会った。

それ以来、そのアーティストのファンになって、よくコンサートにも行くようになったり、色々なグッズを集めるようになった。

これは最初の出来事が衝撃だったので、それ以来そのアーティストに関する情報を集めるようになったのです。

例えば、カキが大好きで、冬は生ガキを毎年食べていたが、ある日当たって食中毒になった。

とても苦しい体験だったので、それ以降は見るのも嫌になってしまった。

これは一度苦しい出来事を体験して、それ以来、その出来事を避けるようになったのです。

このように『衝撃的な体験』は、その後の人生に大きな影響を及ぼすことがあります。

ネガティブな『衝撃的な体験』を経験した時、強い恐怖・不安などネガティブな感情を体験します。時にはその出来事を「命の危険に関わる出来事だった」と判断するかもしれません。

動物や人間にとって、本能的に命を脅かすような体験や、強い不安、恐怖を感じた体験は、強く心に刻むようにできています。

どうしてでしょうか?

例えば、ある人が山でキノコを採って食べたとします。そのキノコは実は毒キノコで、食べた後に死にそうな程、苦しい目に会いました。もしこの出来事を忘れてしまったら、また毒キノコを食べて、今度こそ命を落としてしまうかもしれません。

このように、強い不安・恐怖を感じた体験は、しっかりと心に刻まれます。そのような出来事をしっかりと憶えているからこそ、危険を回避し、生き延びることができるのです。

トラウマやフラッシュバックなどは、再びそのような出来事が起きた時に、しっかりと自分の身を守るために覚えているのです。

少しでも似た状況になりそうなものなら、たちまち交感神経のスイッチ(緊急モード)がはいり、その状況に対応できるようになります。

※交感神経が優位になると、呼吸が早くなる、動悸、身体に力が入る、手足に汗をかく、身体の表面の血管が狭まり、手足が冷たくなる、などの状態になります。眠りも浅くなります。

つまり、不安、恐怖を感じた体験をすると、それ以降の似たような体験の記憶をせっせと集めるようになります。

似たような状況になりそうなら、「また前のようにならないかな」と考え、交感神経のスイッチがはいります。

そのような体験を覚えておくのは、全てはあなたを守るためです。

ですから、トラウマや強いネガティブ感情を伴った体験は、1番記憶にしっかりと刻まれるのです。

あなたが覚えていないと思っても、しっかりと心に刻まれているのです。

その出来事のインパクトが強ければ強いほど、記憶の最重要リストの上位に保存されているのです。

そうは言っても、そのような記憶が日常生活に支障をきたしている場合もあります。

例えば、電車で具合が悪くなって以来、電車に乗るのが怖くなったりするのは、日常生活に支障がでるかもしれません。また男の人に強く怒られる経験をして、それ以来似たような男の人を見るだけで怖くなると、外を歩くだけでも緊張してしまいます。

何事もバランスが大事だと言えます。

トラウマの記憶は、自分にとって悪さをするものではなく、自分の身を守るのに必要なものです。

それをちょっと調整して、もっと役立つようにしていきます。

その出来事にまつわる意味づけ、それにまつわる感情を、これから生きていくのに適切なレベルに調整していくのです。

ところで、ネガティブな感情を解放していくには、どうすればいいのでしょうか?

様々な記憶は、感情と共に保存されています。

それがちらっと顔を出したときに、蓋をしてしまうと、その感情の強さも保存されたままです。

何か嫌な記憶が出てきた時に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせると、どうなるでしょうか。

その時は少し落ち着くかもしれません。でもしばらくすると、また不安になるかもしれません。

記憶に結び付いた感情は、表に出して初めて開放されて消えていくのです。

冷凍庫の中にある氷を外に出すと、しだいに溶けて蒸発していきます。

トラウマはよく『凍り付いた記憶』に例えられます。表に出して光を当てて行くことで、初めて解放されていくのです。

しかし『トラウマ』というのは、それだけで悪い扱いを受けています。

何か恐ろしい、早く消し去らなければいけない記憶、として扱われています。

2度と同じ経験をしないため、自分の身を守るために覚えているので、もっと丁寧な扱いを受けても よさそうなものです。

『トラウマ→早く消し去らなければいけないもの』『ネガティブな感情→早く解放しなければいけないもの』

『ネガティブな考え→早くポジティブな考えにしなければいけないもの』

最初からそのような先入観があると、開き始めた記憶の蓋を閉めたくなってしまうので、まずはそこから出て来るもの観察してあげるといいでしょう。

「ああ不安だったな」「怖かったね」「~~と感じていたんだな」

<「○○と考えていたんだな」「そういう風に思うのも、無理ないよね」/p>

そのように、どのような感情も、考えもあることを認めてあげましょう。

どんな考えも、感情も、大切は私の一部…

そのように、ただ考えたこと、感じたことを認めてあげましょう。

そもそもネガティブな感情は悪いものではありません。むしろネガティブな感情こそ、生き延びるためには必要なものなのです。

どんな感情もあなたの大切にしているものを、教えてくれます。

どんな価値を大切にして生きれば、心からの幸せを感じられるのかを教えてくれます。

ところであなたはTVゲームをやったことはあるでしょうか?

今はやっていなくても、昔はやったことがあると思います。

昔、ファミコンで『スーパーマリオブラザーズ』というゲームがありました。

『初心者』の頃は、どのボタンを押せばジャンプするのか、どうやって相手をやっつければいいのかを、試行錯誤しながら進めていくでしょう。

『上級者』になると、どのタイミングで敵が出てきて、どのようなタイミングでジャンプしたり、踏みつければいいのか、理解していくでしょう。

さらに『開発者』の立場になれば、どのようなタイミングが出てくるのか設定したり、どのくらいの勢いでジャンプすれば、落とし穴を飛び越えられるのか、プログラムを入力します。

集団療法では、自分を縛っている信念(スキーマ、ビリーフ)となっている出来事を扱い、修正していきました。

自分の持っている、変えたい信念を1つ選んでもらいました。

例えば、「自分は弱い人間だ」「人からいじわるされる」など選ぶと、それに結び付いて、小学校の時にいじめられた記憶が出てくるかもしれません。

その時の感情、考えをまず感じて、あたたかく見守っていきます。

「そんな考えがあったんだな」「そう感じていたんだな」

その時の自分の視点に立って、その出来事がどう見えるか体験してみたり…

その時の相手の視点に立って、その出来事がどう見えるか体験してみました。

さらに、先ほどのゲームの開発者の視点に立って、その当時を動かしているプログラム(どのような信念を持っていれば、そのように考えたり、そのような感情になるのか)を観察してもらいました。

そして、その自分の信念をどう修正すれば上手く行くのか、考えてみました。

さらにその出来事から、どのような大切なものを学べるのか、色々考えてもらいました。

例えば先ほどのいじめの例で言うと「自分が正しいと思って正面から言いすぎると、相手の反発にあう」

「自分が信念をもっと大切に持ち、落ち着いて振る舞う」「弱っている立場の人に、寄り添っていきたい」

「人を攻撃する人は、心の中で攻撃しなければ自分が攻撃される、という恐れを抱いている。勝ち負けで判断する価値観は常に恐れを生み出す。自分が自分でいいと思えるものを目指せばいい」…

どんな学びがあるかはわかりません。

しかし、そのような『衝撃的な体験』こそ、大切な価値を見出すことができます。

一見表面的に解釈すれば「人はみんな裏切る」「人は信用できない」「自分にはどうせ無理だ」…

そこで止まってしまうかもしれません。

もしその先まで進み、あなたの中の真実を手にしたいと思えば、あなたがとても大切にしたい宝を手にすることができるでしょう。

集団療法では、さらに色々な質問をして、今まで気づかなかった視点に気づいてもらいました。

今まで考えてみなかった視点を体験し、何が起こっているかを分析し、どのような信念が自分を突き動かしていたのかを知りました。

よく映画では、このようなストーリーがあります。

悪い組織で作られたロボットが、自分の意志に目覚め、善意をもった組織に寝返ったとします。

ある時、そのロボットが悪い組織に潜入し、そのボスをやっつようとしても、なぜかボスを攻撃しようとしても、攻撃することができない…そんなことが起こったりします。

製造元である、悪い組織のボスは攻撃できないようにプログラミングされているからです。

そのことがわかれば、そのプログラムを修正して、ボスも攻撃できるように修正すれば、倒すことができます。

(映画ではプログラムを修正せずとも、自分の力で何とかなることが多いですが…)

パソコンのプログラムもバグを修正するには、まずはどのようなプログラムを使っているかを知らないといけません。そして、どの部分が悪さをしていて、どのような修正をすれば正常に動くかを知って、初めて修正することができます。

これと同じことは、人にも起こっているのです。

なぜかわからないけれど、グループの中で話していると「自分が変に思われているんじゃないか」

「陰で悪口を言われているんじゃないか」など反応してしまうのは、その人を動かしているプログラム(=信念)があるからです。

自分にはそのようなプログラムが存在していることに気づいて、初めて修正が可能になります。

すこし冷静に分析すれば、いつそのプログラムが作られたかがわかります。

その場面を再度検討し、そのプログラムを持つことで、どのように自分に役立っていたのか、

今はもっと効果的なプログラムがないかを検討し、必要があれば修正していきます。

新しいプログラムを使って上手く行きそうなら、そのまま使えばいいですし、不具合があれば

また修正をしていけばいいのです。

このように、今回は自分を突き動かしている信念を探って、いろいろ検討してもらいました。

今まで気づかなかったことに気づいた時、何かが起こるでしょう。