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患者の気持ち

不登校とカウンセリング~不登校の君へ~

不登校の君へ

みなさんは子どもの頃、学校に行きたくないな、と思ったことはないでしょうか。
誰でも少なくとも1回は思ったことがあるでしょう。

でもその理由は人それぞれです。
学校の友達にからかわれて行きたくない、という人もいれば、勉強について行けずに行きたくない、という人もいるでしょう。
あるいは、学年のクラス替えがあってから仲のいい友達とバラバラになり、何となくクラスの雰囲気が嫌だから行きたくない、という人もいるでしょう。
他には、前の学年は優しい先生だったからよかったけど、今の学年になったら厳しい先生になったから学校に行きたくなくなった、など理由は様々です。

そして学校に行く年齢は、自分の考えや気落ちを上手く表現できる子もいれば、思ったことを上手く言葉で伝えられない子もいます。
そして上手く言葉で伝えられない子ほど、何かわからないけど朝学校に行こうとするとお腹が痛くなって行けなかったりします。
そのように体の症状で行きたくない事を表現する子もいます。

子どもにとって大人というのは、怖い存在だったり、話しにくい存在だったりもします。
だからまず最初にするのは、子どもに「この人はどうやら悪い人じゃないみたい」「一緒にいても大丈夫そうな人だ」と思ってもらえるよう、安心してもらえるように関わっていきます。

そして、子どもの話を聞きながら「この子が学校に行きたくないのは、どのような理由があるのだろう」と考えていきます。
カウンセラーによっては絵を描いてもらって、気持ちを表現してもらうやり方をする人もいます。

子ども世界というのは狭いものです。
小さい頃は、お父さん、お母さん、兄弟だけしか存在しないと思っています。
もう少し大きくなったら、近所で話をする人や、仲のいい友達も登場してきます。
そして、学校に入ると、学校の先生や友達が登場してきます。習い事に行っている人は、そこの世界での関わりも出てくるでしょう。でもそこまで遠くには行ったりしないものです。

つまりその狭い世界の中での出来事は、大きな衝撃を受けることになります。
もし、学校で仲のいい友達から仲間はずれにされたら、その子の登場人物の中で重要な人からひどい扱いを受けることになります。
「どうしよう。仲間はずれになっちゃった。」「この世界は辛い」「もうどうしていいかわからない」
と混乱したり、不安になったり、絶望したりします。

大人であれば少し冷静に「あの人はちょっと気分屋なところがあるからな」「自分にそこまで否はないし、少し距離を置いて様子をみるか」など、考えられたりもできます。
大人が子どもより少し冷静なのは、人生でいろいろな経験をして、世の中の摂理というものが見えているから落ち着いて対応できるからです。
またあなたの家族だったり、友人だったり、あなたの仲間になってくれる人もいたりします。
それはあなたの世界の登場人物が、子どもの頃より多いからです。

子どもはまだ経験も浅く、どうすればいいのかよくわからない事も多いので、壁に突き当たると どうしていいかわからなくなります。

カウンセリングでは、その子の世界で何が起きているかを、一緒にひも解いて考えていきます。
「今回はいったい何が起きたんだろう」と一緒に考えていきます。

友達に仲間はずれにされたなら、何が起きたのかを考えます。
そして、どうするのがいいのかを一緒に考えていきます。どんな風に話したらいいのか作戦を立てて、練習をすることもあるでしょう。その作戦が上手く行くかを、実際にやってみてもらって、どうなったのかを教えてもらったりもします。

そんな風にしながら、その子にあった絶望的な状況から、対処法を試し、それが上手く行けば「あっ、こうすればいいんだ」と世の中に希望の光が差し込みます。
自分の力で何とかなりそうだ、と思えてきたら、混乱の世界から、落ち着きを取り戻した日々が訪れます。

そんなことを繰り返しながら、少しずつ、自信をつけ成長していきます。
カウンセリングではその様なことを、その子に合わせて一緒にやっていきます。

その子も学校が怖いものだと思わなくなってきたり、多少の困難があっても自分で何とかやれそうだ、と思えれば、不登校を続ける理由もなくなるため「そろそろ学校に行ってみようかな」という風になります。

不登校になるには、必ず理由があります。ご本人はわからなくても、ちゃんと理由は存在します。
カウンセリングでは、それを紐解き、もう一度学校の世界へ踏み出してみようかな、というサポートをしていきます。

子どもの世界はまだまだ狭いものです。そこに一人の味方が増えるだけで、世界は随分と明るく感じられます。
「世の中ってそんなに怖いものじゃないよ」「あなたの味方もたくさんいるんだよ」「あなたはこういう風にやればいいんだよ。ほら、できるじゃない」
そんな風に味方になってくれる存在がいるだけで、その子は忘れていた自信を取り戻して行ったりします。
そして、再び学校に戻るときには、ちょっとだけ成長した姿で戻っていったりします。

子どもは日に日に成長していきます。背もぐんぐん大きくなります。
前に読めなかった字が読めたり、書けるようになっていきます。
それと同じように心も成長していくのです。

どうやって今の困った状況から抜け出したらいいのかわからなくなったら、そこから抜け出す方法の1つとしてカウンセリングをご利用されるのも1つかもしれません。

不登校とカウンセリング

1. 不登校の要因・背景

文部科学省(2018)は、不登校の要因や背景は、本人・家庭・学校に関わる様々な要因が複雑に絡み合っている場合が多く、その要因や直接的なきっかけは様々であり、不登校状態が継続すれば、時間の経過とともに登校を阻害する要因は変化し、学習の遅れや生活リズムの乱れなどの要因も加わることで解決の困難度が増し、ますます学校に復帰しずらくなるため、「不登校のきっかけ」や「不登校の継続理由」などの不登校となる要因を適切に把握し、早期に、丁寧に、その要因を改善するとこが不登校を解消する上で必要不可欠と言われています。例えば、不登校は「学校に行きたいけども行けない」等の心の問題として捉えられえることが多いですが、不登校として捉えられている中には、あそび・非行による怠学、人間関係のこじれ、勉強のつまずき、無気力、病気、虐待等の要因も含まれていると言われています。
また、背景に発達障害があることで、学校の勉強が理解しずらかったり、二次障害(クラスに馴染めなかったり、対人関係の問題など)により、不登校が起こることもあります。文部科学省(2012)が普通学級で行った調査結果では、学習面又は行動面で著しい困難を示す小中学生は6.5%と報告しています。つまり、そのうち何割かの生徒児童が発達障害である可能性が含まれていると考えられます。

こどもの発達評価については専門医療機関での検査をうけることをおすすめします
当院では子供の検査はおこなっていませんが、カウンセリングについては行うことができます。

2. 不登校と病気

身体症状

腹痛、身体の強張り、震え、吐き気、嘔吐、眩暈 、朝になると起きれない など

心の状態

やる気が出ない、落ち込み、不安、悲しい、イライラ など

疾患

うつ状態・うつ病
社交不安障害
パニック障害
強迫性障害
トラウマ・PTSD
統合失調症 など
※発達障害や学習障害との合併症による二次障害の場合もあります。

※当院では、子どもの発達障害の診断はおこなっておりませんので、専門の医療機関で診断を受けて下さい。

3. 不登校とカウンセリング

このようにさまざまな要因により、子どもの不登校が起こりうる可能性があるため、まずはお子さんに何が原因で現在の症状が起こっているのか、どんなことがその症状を維持させているのか、そして心の状態はどうであるのかといった見立てを立てた上で、そのお子さんにとって必要な医療的支援を検討します。例えば、「学校に行こうとするとお腹が痛くなる」という問題があった場合、お腹が痛くなるのは何故なのかを考えていきます。「学校の勉強が難しくて授業についていけない」とか、「虐められているから」とか、「人目が怖い」など様々な理由が考えられます。しかし、お子さんによっては、自分のことや分自身に起こっていることを言葉で説明することが困難だったり、この問題に向き合えない場合もあります。そのため、お子さん自身に何が起こっていて、それをお子さん自身がどのように感じているのかを把握するまでに時間が掛かる場合があります。また、お子さんも頭では「学校に行かないといけない」と分かっていても、心がついていかなかったり、症状の改善がしずらい背景に「学校に行けるようになりたくない」と感じている場合もありますので、治療には長期的な期間でみていくことが必要な場合もあります。
そこで、ご家族の支えとご協力がとても大切になります。しかし、こうしたお子さんを抱えておられることで保護者やご両親の方が「どのように接したら良いのか分からず」に困られていたり、悩んでおられたり、或いは、そうしたお子さんに対して、とてもイライラしてキツク当たってしまったり、思わず手を挙げてしまったりして、そのことでご自身に対しても、益々落ち込んだり、心がきずついたりしておられる方もおられるようです。その場合には、保護者やご両親の方にも、お子さんへの関わり方のご相談やご自身のカウンセリングをお勧めする場合もあります。

4. 不登校とトラウマの治療

不登校となった原因が、例えば(虐めや喧嘩など)の強いストレスであった場合、対応策の目処が立っていたり、問題が解決したにも関わらず、それがトラウマとなって「学校に行けない、学校に行くのが怖い」という場合に、カウンセリングで治癒していく場合もありますが、ダメージが大きな場合には、トラウマ専用の心理療法を行うこともあります。
トラウマには、2タイプがあります。

  • 1回の大きくショックな出来事による単回性トラウマ
  • 長期間や複数回による大きくショックな出来事による複雑性トラウマ

こうしたトラウマへのなり易さには、個人差がありますので、お子さんにとって適切な治療方法をご検討していきますが、複雑なトラウマになるほど治療時間が掛かります。

子どものトラウマの心理療法例:EMDR、TFT、ボディーコネクトセラピー、ブレインスポッティング、ホログラフィートークセラピー、催眠療法、アクセスバーズ、(ブレインジム、キネシオロジー)など

不登校とトラウマ治療EMDR

文科省の調査、教育、また医療現場でも、不登校は、小学校、中学校、高校、大学を問わず年々増え続けているのが現状です。教育現場では、小学校、中学、高校や大学でも悩みのある児童生徒へのカウンセリング、保護者、教職員への助言・援助を専門的な知識及び経験を有する臨床心理士等が配置されているところが多くあります。しかし臨床心理士は、学校では校長の指揮下に入り、相談を受けても治療行為ができない、つまり対話療法という従来の話を聴くにとどめざるを得ないのが実情です。

文科省の調査で不登校の理由は、40%が無気力、人間関係20%、勉強20%であり、そのきっかけや継続の主な理由は、「いやがらせやいじめ」「先生との関係(皆の前で厳しく叱る」「クラブ活動での友人、先輩からのいじめ」「勉強が分からない」などです。これまで数多くの学生さんの治療をしてきましたが、不登校理由は、臨床現場でもこの調査とおりです。耐え難い酷い環境に晒され、圧倒的な力でねじ伏せられ、自力脱出できない苦痛な状態が続くと、生命危機のような感覚を覚えトラウマになってしまいます。また、勉強のつまずきを発端とし、このことを誰にも打ち明けることもできず、将来への不安と恐怖、戸惑と無気力のなか、不登校という選択をせざるを得なくなります。私たち人は、このような厳しい環境に晒されると、話を聴いてもらうだけでは対応仕切れない精神症状を、表出させ、反射的な自己防衛の反応が自然に起こります。

いいかえれば、不登校という手段を選択することで、危険な環境から、身を遠ざけ、護り、安全を死守していることになります。学校が楽しい場所ではなく、危ない場所と感じているのです。勉強のつまずきも、孤独や自己否定、自己責任を感じさせてしまい、皆と人と違うことに人間の基本的な感情・恥を晒すとても辛い場所という感覚になってしまいます。この感覚になってしまうと、動物も人も皆、反射的な神経システムが反応し、危機対応として、まずは交感神経システムを発動、闘争(非行)に出るか逃走(不登校)するかになります。それも阻止されるとどうなるか?シャットダウン神経システムが働き、逃げ切れなければ「死んだふり」です。危険がまだ払拭されてない学校から、先生から、親から、友人から、それが善意に基づいているとしても、「学校に行く=危険な場所へも戻る」ことを求められると逃げ切れないという感情が生じ、「無気力」という反射反応で身を護ります。不登校の理由40%はここにあります。そして、20%の対人関係と勉強が引き金になり否定的な未処理の記憶として保存され、それは、自力では解決できないトラウマとして表されます。

EMDR療法は、神経ネットワークシステムに働きかける科学的な心理療法です。他のさまざまな療法と組み合わせ過去、現在、未来に直接かかわり、「いやがらせやいじめ」「先生との関係(皆の前で厳しく叱る」「クラブ活動での友人、先輩からのいじめ」などの被害者トラウマの再処理や、「勉強という壁」を乗りこえる、現在、未来への力強い資源を開発し、それらを強化する加速器のような働きをします。私たちは、適応的情報処理システム(AIP)という環境に適応するため情報を処理するシステムを持っていますが、処理能力をはるかに超える苦痛な出来事に対面すると未処理な記憶としてトラウマという形で保存します。トラウマとなっているターゲットを再処理する前に、現状の安定化を目指し、さまざまなセルフコントロールの技法を身につける支援をし、肯定的な資源を探索し、これを強化します。十分な安定化と資源を得た後、適応的情報処理システムを再起動させ、ターゲット再処理の支援をしていきます。EMDR療法では未処理な記憶としてトラウマという形で保存されるには、何か重要な意味があると捉え、これを試金石出来事としています。試金石という意味に寄り添い、未来への学びを得るため再処理を支援し、治療を進めていきます。

不登校の理由となっているくぼみや岩で例えられる障害物を乗りこえる力の獲得に、EMDRを用いてパフォーマンスを向上させるプロトコル(手順)というものがあります。スポーツ心理学の“エンパワーメント”と呼ばれる手法です。トラウマの再処理の後、治療目的で自我強化スキルの構築の段階に役立てることもできます。将来的に向上させたい行動やパフォーマンスの目標を明確にし、最善のパフォーマンスを発揮するために修正しなければならないスキルの内、不足している部分を明らかにし、最善のパフォーマンスの妨げとなっているネガティブな考えを取り除いていきます。未来における未来像をイメージすれば、そこまでの道程で障害となるものがはっきりと見えてきます。このスキル不足補完・強化プロトコル(手順)によって、表に出てきた苦痛や不快感が、まだ残っていれば、後に、標準的なEMDRの実施が必要なこともあります。EMDRによるパフォーマンス向上プロトコルはもともとスポーツ選手や企業の重役に用いられてきましたが、不登校にも適用できます。学校に戻るだけではなく、「不登校」を未来への試金石とし、先を見据えた支援を目指すEMDRは、可能性を秘めた生徒、学生に大きな利益をもたらすものといえます。

不登校に対する認知行動療法

1. 不安症による不登校

不安は通常誰でも日常的に経験する症状です。しかし、著しく強い不安を毎日のように体験している場合は「不安症」という疾患になります。以下のような不安症は不登校の原因にもなります。

  • 人前で会話したり、発表したりすることが怖い(過度なあがり症)
  • 学校には汚いばい菌がたくさんあるので行きたくない
  • お母さんと離れるのが怖い
  • 家から離れると、過呼吸や心臓発作が起こる気がして、家から出られない

上記のような不安症による不登校の場合は、通常、曝露療法という手法をもちいて、不安に慣れる(克服する)練習をおこなっていきます。

2. 人間関係上のトラブルや“いじめ”による不登校

上記のような「心配しすぎ」による不安症とは異なり、いじめのように、「実際にトラブルが起こっている」場合は、問題解決法というアプローチを使って、いじめなどの問題を解決する方法を見つけていきます。
また、いじめを体験した子どもは、自分のことを過度に責めてしまうことがあります。

  • 自分が弱いから、いじめを受けたのだ
  • いじめられる自分に非があるんだ
  • いじめられるなんて恥ずかしいことだ

上記のように考えると、激しい気分の落ち込みに襲われ、抑うつ症状が現れることもあります。そのような言葉には、自分を責める考え方を少しずつ見直していくアプローチ(認知再構成法)をおこなっていきます。

3. 睡眠の問題による不登校

「学校に行きたいと思っているけど、なかなか朝起きれない」といったことで不登校になってしまうケースもあります。そのようなケースでは、「不眠症」などの問題が絡んでくるでしょう。例えば、スマホやゲームのしすぎによって不眠症になることもあります。そのような場合は、生活リズムを見直していくため、問題解決法をつかった認知行動療法をおこなっていきます。

4. コミュニケーションの自信が持てない

「友達に無視されてしまうのではないか」、「クラスメイトに変な人だと思われてしまうのでは?」、「話かけると嫌われてしまうのではないか?」といったコミュニケーションの不安から、学校を避けてしまうこともあります。このような「思い込み」がある場合、そのような思い込みを変えていく認知行動療法をおこなっていきます。
また、「実際にどうやってコミュニケーションを取って良いか分からない」といったケースでは、日常会話の練習や、他愛のない会話の仕方についてのロールプレイをする、ソーシャルスキルトレーニングをおこない、コミュニケーションの自信をつけていきます。

5. 自分を責めすぎないことを支援する

様々な理由で不登校になるケースがありますが、それぞれに共通するアプローチして、「学校にけなくなった自分を責めすぎないこと」が大切です。学校にいけないと、当然自分を責めてしまいます。しかし、自分で自分を責めすぎてしまうと、余計に自信がもてなくなったり、気持ちが暗くなってしまい、また次の日も学校に行けなくなってしまうことがあります。もちろん、ある程度の反省は必要かもしれませんが、学校に行けなかったことをクヨクヨ悩んでいても、前にすすめないことがあります。認知行動療法では、自分を責めてしまう考え方を少し変えていき、具体的な解決策を話合っていくことで、不登校を解決していきます。